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ひとこと!
とんがり帽子のアトリエ
白浜 鴎
講談社
9784063886900
10巻(2022年4月21日発売)
連載中
ファンタジー
☆☆☆☆☆
未熟な少女たちの魔法への想いと、魔法の深淵さが絶妙!
最近、魔法ファンタジー系にはまりつつあります。図書館の大魔術師もおすすめ。
とんがり帽子のアトリエの魅力を伝えていく!
こんな人におすすめ!
- 綺麗な作画の魔法が見たい!
- 王道ファンタジー系の魔法漫画が読みたい!
- ワクワクしたい!
魔法漫画には必須の綺麗なグラフィック!
とんがり帽子のアトリエもめちゃくちゃ綺麗です!
そして、この綺麗さが王道ファンタジー感を生み出していきます。
さらに、この王道ファンタジーがワクワク感を生む・・・!
これだから、たまらないです。
あらすじ
精緻な絵で魅せる、王道ファンタジー!!
小さな村の少女・ココは、昔から、魔法使いにあこがれを抱いていた。だが、生まれた時から魔法を使えない人は、魔法使いになれないし、魔法をかける瞬間を見てはならない……。そのため、魔法使いになる夢は、諦めていた。だが、ある日、村を訪れた魔法使い・キーフリーが、魔法を使うところを見てしまい——。
これは、少女に訪れた、絶望と希望の物語。(モーニング公式サイトより)
子ども×ファンタジーは魅せられるものがありますね。
ワクワク感がこっちにも伝わってくるし、繊細な感情の揺れ動きもまた、よく感じられてGoodです。
子どもながらの危うさと冒険感が互いに刺激し合って、楽しさがやばいです。
あとは、絶望と希望の塩梅がどんな感じなのかというところですかね。
おすすめPoint!
- 精緻な魔法グラフィック!
- 身体表現もとにかく細かい!
- 子ども×ファンタジーの致死量のワクワク感!
作画と雰囲気の作り方の上手さたるや。
画がめちゃくちゃ綺麗です。
基本的に、これ何してるの?とかこのコマ何?みたいなのがないです。
視線や指の向き、身体の重心が画からよく伝わってくる程度に細かいです。
もちろん人だけではなくて、風や道具など、無機質なものの動きもとてもよく描かれています。だからこそ雰囲気作りが上手いですね。見られたくない不穏な動きや、正体がわからない敵、不安にさせる情景や、楽しくなるような風景。こういったものの描き方がとってもうまいです。
あとは子どもながらの思考の危うさもしっかり表現しているなと感じました!
ここは少し意見が分かれるところかもしれません。多少、思考が短絡的だったり、感情が出すぎてしまったり、焦りが出るのが早かったりと、危なっかしい感じです。
そんなの冒険につきものでしょっと思う私にとってはこの点も含めて好きです。
類似マンガ
- 図書館の大魔術師
- 魔法使いの嫁
図書館の大魔術師
ワクワクが広がってくる圧倒的ファンタジー感が似てます。
魔法感が好きならとんがり帽子のアトリエ、冒険感が好きなら図書館の大魔術師ですね!
魔法使いの嫁
世界の描き方や魔法の映し方が両方上手です。
※まだ書けていない記事以外はクリックで見れます!書けてないものは随時書いていきます。
この本の印象的なシーンといえばこれですね。
『魔法はかけるんじゃなくて』
『描くんだ・・・!』
魔法のイメージってハリーポッターみたいにかけるイメージがあるけど、これをこういう風にかかれるとなるほどなと思いますね。
まあ、他の漫画とかラノベとかでも魔法陣みたいなのを描く描写は結構ありますけどね。
それでもこのシーンは好きです
あと一つだけ。
このシーンの絵柄がとても好きです。
細かさが伝わってくれると嬉しいです。
もと店長のひとりごと
どの漫画もそうですが、Amazonのレビューを見るのが好きです。特に批判的なレビューが発見があって面白い。僕自身、大抵の漫画は面白いと感じてしまうのでここがイマイチとか、もっとこうすればいいのにみたいなコメントを見るとなるほどなと思ってしまいます。ということで今回もレビューを覗いてきました。やっぱりなるほどなと思うものがありますね。今回気になったのは
・キャラに魅力がない
・主人公にイライラする
この2つがなるほどなと思いましたね。楽しくない気持ちにさせてしまったら申し訳ないです。少し補足を。
まだ途中までしか読んでませんが、キャラに魅力がないというのはキャラクターの魔法使いを目指している理由とかバックボーンが見えにくいからなのかなという点と単純に子どもたちがメインなので人としての深みみたいなものが出にくいのかなと思っています。
主人公にイライラするというのはまあトラブルメーカーだからですね。子どもだからこその考えなし感とか、突っ走り感みたいなのにイライラする人がいるのかなと思います。
僕としては子ども好きだし、主人公たちが頑張ってるのを見てるのが楽しいのでオッケーです。
アンチコメントに反論していく
多少の批判があるコメントに勝手に反論していきます。批判的なコメントがいけないということではありません。楽しく読めたらいいよね、という趣旨でやっていきます。
Amazonのレビューから適当に拾っています。
これは・・・主人公が、というか子どもが相当嫌いなんですかね。
他の方も、主人公にイライラする的なコメントはやっぱり多かった印象です。
ん~、子どもの行動原理というか、子どもらしさが出ていて僕は、好きなんですけどね。短絡的な感じとか、突っ走り感が子どもの危うさが出ていて好きです。
確かに、ココはわがままな感じはあるかもしれないですね。微笑ましいですけどね。
いろんな意見があるもんですね。
まだ、精神的成長が終わっていない子どもを主人公にすることの欠点な気がしますね。
キャラの掘り下げや背景の薄さは、掘り下げられるほど年齢が経過していないからな~と思います。大人組の大人ならではの事情は描いてある気がしますし、周りに子どもが多い分、キャラの深さは気にすべきではない気がします。
母親のことがあったのに・・・も、子どもの感情の変化ってこんなもんな気がします。確かに、母親を失うというのは日常の出来事とだいぶ違うのでその時の、一般的な感情の入れ方は僕にはわからないので、もしかしたら適切ではないのかもしれませんが。
血気迫る感じというか、焦りは結構見て取れる気がします。その程度はまたわかりませんが。
ともかくも、僕はリアルな感じがして好きです。
こういう漫画が苦手な人の傾向ってどんな感じなのでしょうか。好みがあるのは当然なので、苦手にしている人の傾向はあるんだと思います。
やっぱりその中で、子育てしたことある人は苦手意識が少ないような気がします。知らんですけど。
批判コメントばかりでは消耗してしまうので、Goodコメントも。
これこれ。やっぱり世界観がいいですよね。
なるほど、性格の構図・・・確かに。
大きな影があるのもいいですよね。
電子コミックもチャレンジしてみようかなという人は、無料の会員登録をすれば、100冊まで40%OFFで買えます。
別にすぐに100冊買う必要ないので、挑戦してみるのもありかもしれません。
1万円分の漫画が6000円で買えるってことか。
結構大きいですね。
他人事みたいになってしまった・・・
僕もいつか電子コミック派になるんだろうな。
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