【偉人の能力系バトル漫画3選】

TOP3の木

はじめに

今回は偉人の能力系バトル漫画を3選紹介したいと思います!
能力系のバトル漫画は様々ありますが、中でも偉人などをモチーフにした能力で戦うバトル漫画を紹介したいと思います!
魅力は何といっても、能力の推察も含めて面白いところと、その人物を知るきっかけになるところです!
実際の歴史を背景にした漫画もいくつかありますが、とっつきやすいものばかりではなく、歴史の流れを知っていないと楽しみきれないものもあります。
その中でも、偉人の能力をモチーフにしたバトル漫画は、うまくキャラクターとして偉人の特徴を落とし込んでくれているものが多く、読みやすいし何より読んでいて楽しいです。
というわけで、少し長くなりましたが、紹介していきます!

偉人の能力系バトル漫画3選

リィンカーネーションの花弁

タイトル
著者
出版社名
ISBN
既巻
刊行状況
ジャンル
おすすめ度
ひとこと!

リィンカーネーションの花弁
小西幹久
マッグガーデン
9784800003768
15巻(2022年1月8日)
未完
バトル
☆☆☆☆★
前世の才能で圧倒的才覚を!異能がぶつかり合うバトル漫画!

  • 登場する偉人
    • ニュートン
    • アインシュタイン
    • ナイチンゲール
    • ノイマン
    • 宮本武蔵
    • 船坂弘
    • 柳生十兵衛など

誰もが聞いたことあるような偉人だけではなく、日本人や一部では有名だけど、一般には知られていないような偉人も出てきます。上のリストにはあえて書いていませんが、主人公の持つ異能もなかなかに面白いなと思います。

ストーリーも面白くて、輪廻の枝で首を切ることで前世の才能に目覚めることが出来ます。
その才能というか能力を使って悪事を働く、能力者と対峙しているのが’’偉人の杜’’という組織で、主人公はこの組織に入ってバトルに巻き込まれていきます。
が、途中からとある偉人の能力者によって戦況が変わっていきます。この展開が熱いです!

開花する能力自体も面白いです。例えば、偉人の杜のリーダーであるノイマンは、ジョン・フォン・ノイマンを参考にしています。彼は、数学者として大きな影響を与えたほか、物理学や気象学にも影響を与えたそうです。そして、コンピュータ開発の関与でも知られています。
このノイマンの漫画での能力は、予測演算です。この力を用いて未来予測を行います。そのため、リーダーとして偉人の杜で活躍しているのですが・・・

と語りたいところはたくさんありますが、この辺にしておいてリィンカーネーションの花弁の紹介でした。

ドリフターズ

タイトル
著者
出版社名
ISBN
既巻
刊行状況
ジャンル
おすすめ度
ひとこと!

ドリフターズ
平野耕太
少年画報社
9784785934071
6巻(2018年11月30日発売)
連載中(激遅)
バトル
☆☆☆☆★
画の完成度えぐいし、話の流れえぐいし、かっこいいしヤバイ!

  • 登場する偉人
    • 島津豊久
    • 織田信長
    • 那須与一
    • 土方歳三
    • ジャンヌ・ダルク
    • スキピオ
    • ハンニバルなど

この作品のいいところは、魂も反映されているところですね。あるキャラクターに偉人の能力が宿っているのではなくて、キャラクターそのものが本人です。漂流者(ドリフターズ)として異世界に飛ばされた偉人たちが敵勢力と戦っていきます。
そのため、本人の武士道や、戦術的能力、身体的能力など史実にある偉人そのものの能力や思想、人物観が反映されています。

そして、他の作品よりも、偉人の能力が誇張されすぎてないですね。ですが、敵勢力の廃棄物(エンズ)はがっつり異能と呼ばれるとんでも能力をガンガン使ってきます。
これは漂流者(ドリフターズ)と廃棄物(エンズ)の違いが関係ありそうな感じですね。この辺が実際の史実を追いかけてより作品を知りたくなるところですね。

各々のキャラクターがどういう人物なのか、どういう志で偉人として存在しているのか、この辺を知ることができるきっかけとしては十分な漫画だと思います。

もちろん、解釈は作者のものによってしまいますが。
そして、刊行ペースがとんでもなく遅いので注意を・・・

ドリフターズ 1 YKコミックス / 平野耕太 ヒラノコウタ 【コミック】

文豪ストレイドッグス

タイトル
著者
出版社名
ISBN
既巻
刊行状況
ジャンル
おすすめ度
ひとこと!

文豪ストレイドッグス
著者:春河35/原作:朝霧 カフカ
KADOKAWA
9784041206737
22巻(2022年3月4日発売)
連載中
バトル
☆☆☆☆★
キャラクター性と演出がいい!

  • 登場する偉人(文豪)
    • 中島敦
    • 太宰治
    • 芥川龍之介
    • 江戸川乱歩
    • スタインベック
    • ドストエフスキーなど

この漫画は作品名通り、文豪が登場する話です。ですので、基本的に、武の才能がありそれを、異能として描かれているといった感じではありません。
ですが、異能が魅力的でかっこいいものばかりです。作品や、ペンネームなどから着想を得た異能が持ち入れられていて、ユニークで面白いです。

どんな異能があるのか、主人公の中島敦と、芥川龍之介の異能を紹介したいと思います。
中島敦の異能は「月下獣」です。これは白虎に変身することが出来る能力です。由来は、中島敦の書いた小説の『山月記』がモデルになっていて、ここに登場する李徴が虎に変身してしまうことからきています。確かに、高校の国語の授業でやったようなという感じです。

芥川龍之介の異能は「人間失格」です。これは、直接触れた相手の異能を無効化するというものです。由来は、分かりやすいですね。芥川龍之介の著書『人間失格』がもとになっています。ここから、触れた相手の異能を無効化する、異能力者としての存在価値を失わせるということですね。この解釈がなかなか面白いです。

異能が、作品やそれにまつわるものなので、そのキャラクターを覚えると作者と作品が結びつきやすくイメージが付きやすいですね。

おわりに

今回は、偉人の能力系バトル漫画3選を紹介しました。どんな偉人だったのかを勉強しつつ、楽しむことが出来るのはうれしいですよね。気になる漫画があった方はぜひ、お使いのアプリやらで試し読みしてみてください!

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