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既巻
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ひとこと!
魔法使いの嫁
ヤマザキコレ
マッグガーデン
9784800002846
17巻(2022年3月10日発売)
連載中
ファンタジー
☆☆☆☆★
人外と少女との関係に不思議と魅了されていく!
恋愛ものじゃない不思議な雰囲気の作品です。世界観にゆっくり浸れます!
魔法使いの嫁の魅力を伝えていく!
こんな人におすすめ!
- ノスタルジックな世界観に浸りたい!
- 温かみを感じたい
- 魔法のある世界を体感したい!
魔法使いの嫁の世界観を堪能できる漫画です。
空・家・街・生き物・あらゆるものがどこか儚く、それでいて温かみがあります。
そこがいい!
暗さがあることで際立つ、温もりみたいなものがふんわり感じられてよいです。
魔法もまた魅力的で。
点というよりかは線で捉えられるような感じ。流れといった方がわかりやすいですかね。
魔法の杖で炎をボカン、ではなくて、
自分を反映させた魔法を紡いで紡いで紡いで出す、みたいな感じです。
これが溶け込むってことなんだろうな。
世界として馴染んだ世界を堪能したい人には◎
あらすじ
少女を金で買ったのは、ヒト為らざる魔法使い――……。羽鳥チセ15歳。身寄りもなく、生きる希望も術も持たぬ彼女を金で買ったのは、ヒト為らざる魔法使いだった……。新進気鋭の作家が描く、英国を舞台にした異類婚姻幻想譚が堂々、開演!(マッグガーデン公式サイトより)
人外×少女の魔法ファンタジーです!!!
異類・婚姻・幻想譚???
でも、確かにこの通りでしかない・・・
人間、妖精、人外、竜、いろんな種がチセを取り巻く世界で暮らしています。
おすすめPoint!
- 心情重視の世界観が刺さる!
- 闇の深さに心が持っていかれる
- 垣間見える光が救いすぎてしょうがない
他にはない独特の世界観がすごい!
魔法ファンタジーですが、戦闘に重きが置かれているわけではないです。
戦いの前後にあるキャラクターの心情の方が大事で、気持ちが晴れることもあれば、何か微妙だなって感じのときもあります。
でも、そこが!
その気持ちの葛藤が心に刺さります!!!
モヤモヤしても進まないといけない、生きないといけないって思わせてくれるのが本当に好きなんですよね。
闇が深いぶん、ちょっと見える光に期待して、よかった~ってなるのも、・・・ダメかってなるのも
どっちもいい。
君の膵臓を食べたいとか、青くて痛くて脆いとかが好きな人には刺さると思います!
(漫画じゃなくてすみません)
類似マンガ
もと店長のひとりごと
シルキーちゃんが可愛すぎるのよな。
喋らないけど、嬉しいときの表情とか、安堵の表情とかカワイイ。
長い間帰ってこなくて、ようやく帰ってきたチセを迎え入れるところなんかは、本当にいいシーンだと思います。
そして、やっぱり魅力は暗さですかね。チセの背景にある暗さもそうですけど、他のキャラクターの生い立ちとかの暗さもなかなかです。
これを乗り越えないにしても、共存していきながら生きていく感じがとても好きです。この綺麗ごとだけじゃところがこの漫画の好きなところですね。
アンチコメントに反論していく
アンチコメントに意見を少し言っていきますが、アンチコメントをやめろというわけではありません。
みなさんもそういう意見もあるのかくらいに見てくれると助かります。
Amazonのレビューから拾っていきます。
(この意見は結構多かったです。)
お~。これは人外系を初めて読んだので感じなかった・・・
こういう感想もあるんですね。確かにいろいろ読んだうえで、序盤で人間の姿になるのを見ると、早っってなるかもしれないですね。
・・・ところで、人外好きはいきなり人間になるのを嫌うのでしょうか。
人外×少女と安直に触れ込むのがよくなかったのかもしれませんね。
確かにチセは日本人で、舞台はイギリスですね。
ファンタジーなのか、現実世界の模倣なのかというところは気になるかもです。
よく考えれば、これほど作りこまれた世界で、現実を舞台にしてますっていうのもこんがらがりそうな気もしなくはないです。
僕はなりませんが。アホなので。
まあ、確かに現実を想起させる設定じゃなくてもよかったかもしれませんね。
今回見た意見は割と、確かにと思うことが多かったです。言われてみればそうだなということが多い。
そういう意見を見るたびに考えすぎじゃないかなと思います。
もっと楽に読めば楽しめるのになと思います。読むなら楽しいほうがいいに決まってますし。
とはいえ、辛辣なコメントはほんの一握りですのでご安心を。
最後にGOODコメントを見て終わりにしましょう。
嬉しいですね!
好きさが伝わっていきて良いです。
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