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タイトル 葬送のフリーレン
著者 原作/山田鐘人 作画/アベツカサ
出版社名 小学館
ISBN 9784098501809
既巻 7巻(2022年3月17日発売)
刊行状況 連載中
ジャンル ファンタジー
おすすめ度 ☆☆☆☆★
ひとこと! 寂しさ残るエルフの旅路に郷愁が。
![もと店長](https://books-moto.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_E1474.jpg)
勇者一行の歴史をたどる後日譚ファンタジー!静かな冒険に魅せられていく。
葬送のフリーレンの魅力を伝えていく!
こんな人におすすめ
- ノスタルジー漂う世界観が好き!
- 他にないファンタジーを見たい!
- 生死や年月を実感できる漫画が読みたい!
異色のファンタジー漫画です!
主人公は、世紀をまたぐほど長生きなエルフのフリーレン。勇者一行が魔王を倒したところから始まります。
冒険の終わりから始まる後日譚。
だからこそ、どことなくノスタルジックな雰囲気が漂います。今までの白熱した冒険から、一転して静かな時が流れていきます。
そして、エルフであるフリーレンだからこそ、生死や年月を感じることが出来る。
その瞬間に、心を打たれます。
あらすじ
魔王を倒した勇者一行のうちの一人、魔法使い・フリーレン
エルフである彼女は長生きであり、それ故か感情に疎い。そんな彼女が、勇者・ヒンメルの死に悲しみを抱いた。フリーレンは何故悲しんだのかわからなかった。そんな彼女は、その理由を探すため、人を知る旅に出る。
そこで少しずつ知ることになる、英雄たちの生き様。命短し人間の姿に触れながら、様々なものに馳せていく。
冒険が終わった後の冒険に出るフリーレンの歴史をたどるファンタジー。
とにかく!
フリーレンの感性から見た世界の姿が綺麗で心惹かれます。
長命であるが故に今まで、小さなことに情緒を感じなかったフリーレン。しかし、彼女が仲間を持ち、魔王を倒すまでとはいえ、仲間と育んできた何かによって、変化していきます。
様々な出来事に触れ、感情を知り、思いを馳せていくストーリーが絶妙!
ぜひ読んでほしい作品です。
このPVに少しでも心動かされた人は楽しめると思います!
ぜひ、一度見てみてください。
※埋め込みなのでこのまま見れます。
おすすめPoint!
- フリーレンが何かを感じる瞬間がいい!
- 人の想いを汲み取る姿が素敵すぎる!
- 人の軌跡や重みを感じることが出来る!
フリーレンが自分の人生を、そして、他人の人生を探しに行く話。
なので、生きること・人間らしさ・郷愁、とにかく何かを感じとる瞬間がものすごく価値のあるもののように思えていい・・・
ここまで『人』に何かを想うことが出来るのは今のところこの作品くらいな気がします。
その人自身に、その人が歩んできた人生に、その人が託したものに重みが宿っているのが、伝わってきます。
試し読みでもいいので、ぜひ読んでみてください!
類似マンガ
- 不滅のあなたへ
- ヘルク
【不滅のあなたへ】
主人公の特性と旅の目的が似てます。
【ヘルク】
作品に付きまとうもの悲しげな雰囲気が似てます。
※後で書きます
もと店長のひとりごと
儚さが残る話めちゃくちゃ好きなんですよね。
漫画じゃないですけど、住野よるさんの作品が好きな人は楽しめるんじゃないかなと思います。僕は、君の膵臓を食べたいとか、青くて痛くて脆いとか好きです。あとは、また同じ夢を見ていたとかも好きです。わかる!って人と友達になりたい。
儚い系の話って単発の話が多いんですよね。だから、葬送のフリーレンは続き物かつ儚さがあるってのが僕の中で割とすげえなと思っています。
フリーレンの心の描き方とか、行った先々で出会う人とフリーレンとの温度差とか、人にあわせようとしているフリーレンとか、とにかくいろんなシーンで、違うことによる寂しさとか、距離があることによる寂しさとか、とにかくいろんな表情が見れるのがいいですね。
ふざけてるフリーレンの姿がまた、ちょっとした違いに見せる寂しそうなフリーレンの顔をより強調してくるんですよね。まだ、完全にはわかり合えていない感じが滲み出てていい。
と、ここまで読んでいただきありがとうございます。少しでも興味が出てくれたら幸いです。
アンチコメントに反論していく
アンチコメントに反論していきますが、別にアンチコメントが嫌いなわけではありません。
多様性大事。
とはいえ、人が傷つくようなのはよくないなと思うので、まあいい気分で読めたらいいなということでス。
Amazonのレビューから持ってきます。
ちなみに今回は95%ほどが高評価でした。さすが。
ストーリーが淡泊すぎて面白くないというコメントが多いです。
「淡泊すぎる」と「面白くない」に分解してみます。
「淡泊すぎる」は、そう見えてしまうのかなと思います。フリーレンを追う作品なので、もともと感情の起伏の少ないキャラですから波の波形は緩やかですね。
ただ、これを淡泊すぎると言われるのは少しさびしいです。僕もあまり感情が表に出るタイプではないので。サプライズとかは特に。
ですが、喜んでないわけではないのです普通にうれしいです。これと同じ気がします。
感情の起伏が少なくて、なんなら感情を知る旅に出てるので、なかなかすぐには感情が出てきません。
でも、何かを感じ取った時の喜怒哀楽は出してくれます。そこがいいんだと思うんですけどね。
「面白くない」は、面白くはないんだと思います。彼らの面白いは、衝撃的な展開があって、胸が熱くなるようなものを指すのだと思います。
なので、確かにそういう展開を望んで、ファンタジーに分類されるこの漫画を読んだのなら、ターゲット層ではないなと思います。
「をかし」よりも「あはれ」を感じることが出来る人にはとてもいい作品だと思います。
これも淡々としていて面白さがわからないというコメントですね。
ということで、感性の問題だそうです。
僕としては感性も育てることが出来ると思います。それには柔軟性が必要だと思いますが。
とにかく、いろんな漫画が面白いと思えるようになるのが一番ですね。
どうせ読むなら楽しいほうがいいですから。
あまり批判的なコメントもありませんでしたので、この辺で終わりにします。
いつも通り、グッドコメントも見ていきましょう!!!
僕も読んだときに感心してしましました。すごいです・・・
人物的背景からくる、物事の視点や考え方の説得力がいいですよね。
この違いがあるから面白いですね!
電子コミックもチャレンジしてみようかなという人は、無料の会員登録をすれば、100冊まで40%OFFで買えます。
別にすぐに100冊買う必要ないので、挑戦してみるのもありかもしれません。
1万円分の漫画が6000円で買えるってことか。
結構大きいですね。
他人事みたいになってしまった・・・
僕もいつか電子コミック派になるんだろうな。
紙のコミック買えます。中古のコミックも見れるのでいろいろ見てみてください。まとめ買いじゃなくても大丈夫だと思います。
まあ、近所の本屋で実際に表紙どんな感じなのかなって確認してから買うのがよかったりするんですよね。どんな方法でも楽しみながら買えることに越したことはない!
買うのも含めてぜひ楽しんでいきましょう!
よかったらホームページにもぜひお越しください。
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