【フルーツバスケット】呪われた一族と健気な少女の青春ファンタジー!

タイトル  フルーツバスケット
著者    高屋奈月
出版社名  白泉社
ISBN    9784592218111 (愛蔵版)
既巻    12巻(2016年7月20日)
刊行状況  完結
ジャンル  恋愛×ファンタジー
おすすめ度 ☆☆☆☆☆
ひとこと! 優しいヒロインとそれに助けられる十二支の話。

もと店長
もと店長

キャラクター全員にフォーカスしたストーリーがめちゃくちゃ感動します!

フルーツバスケットの魅力を伝えていく!

こんな人におすすめ!

  • 感動する漫画が読みたい!
  • じんわり・ほっこり・優しい話が大好き!
  • 人物重視のストーリーが読みたい!

キャラクターそれぞれの葛藤や悩みがしっかり描かれていて、まるごと全部が大好きな作品です!
ひとりひとりに人としての重みがあるところが、推していきたいポイントです。

人としての姿が伝わってくるから、じんわりできるし、ほっこりできるし、優しさが見えるんだろうなと思います。

漫画自体はだいぶ前に完結したものではありますが、まだ読んだことなければぜひ読んでほしい作品です。

あらすじ

高校生の本田透は、唯一の家族だった母親を亡くしてから一人でテント暮らしをしていた。
ところが、テントを張ったその場所は由緒正しい『草摩家』の敷地内だった! 草摩紫呉に家事の腕を買われた透は、学校の王子様的存在の草摩由希、そして由希を敵視する草摩夾と一緒に住むことに。(テレビ東京アニメ公式サイトより)

外部の人に知られてはいけない秘密がある草摩家とつながりを持つことになる本田さんの話です。
漫画の中で、メンズたちが本田さんとか透くんとかで呼んでいるので、この呼び方で馴染んでしまっています。

透くんの無償の愛というか、隣人愛みたいな心に助けられていく草摩の子たちと僕。
何とも尊い存在で、だからこそ花ちゃんとか魚ちゃんとかが守ってあげたくなる気持ちがものすごくわかります。

いやほんとに最後まで読んでほしいですね。

アニメで全編見れます!(僕はまだSecondシーズンまでしか見てないですが。)
もう、アニメが十分いいので、サブスクで見れる人は見てみてください!!!

いやもうほんとにいいんです・・・

優しい言葉も厳しい言葉も、自分に突き刺さる言葉が多くて、何度もその言葉に励まされています。
お話自体は子供のときは途中から難しいなと感じることも多かったです。
でも、子供のころに読んだとき、高校生で読んだとき、大学生で読んだとき、社会人になって読んだとき…と毎回、あ、この気持ちはこういうことだ…。と気付かされます。
物語自体明るくハッピーだけ、ドキドキする恋愛だけというわけではありませんが、温かい気持ちにさせてくれる作品だと思います。(Amazonレビューより)(一部抜粋)

少し長めですが、読んでほしかったので持ってきました。

おすすめPoint!

  • キャラクター全員の人としての重み
  • それぞれの思惑が違う
  • 透くんの優しさ

やっぱりそれぞれの人間味の部分がおすすめしたいポイントです。

似たような境遇の中でも、抱えているものの複雑さとか大きさとかがそれぞれで、だからこそこういう人間なんだなって納得できる人間性なところがすごいところです!

そして、どんな背景があっても理解しようとしてくれる透くんの存在が大きすぎます・・・

他人に目を向けすぎてしまう透くんだからこそ、周りの人たちもそんな透くんのことを考えてくれて。
そうやって、泣いてしまいたくなるような悲しい現実にも互いに助け合っていけるところが素敵です。

類似マンガ

すみません、見つかりませんでした。何かありましたら是非教えてください!

もと店長のひとりごと

ストーリーが濃くて感動する作品、いいですよね。
これがフルーツバスケットほどの作品を読んでいないもので、類似マンガが思いつきませんでした。内容は全然知りませんが、夏目友人帳がなんかよさげな感じの話なのかなと思っています。似ているかどうかはわかりませんが。
そして、恥ずかしながら、リメイク?のアニメを見て存在を知り、面白すぎて漫画を買ったので、最近知った新参者です。
まだまだこんなに素敵な作品があるとは漫画探しはやめられないですね。特に、少女漫画はどの作品がどれだけ有名なのか全然わからないので、今後もいろいろ見ていこうかなと思います。
おすすめの少女漫画があればぜひ教えてください!
ではでは、この辺で失礼します。

アンチコメントに反論していく

アンチコメントに反論していきますが、別にアンチコメントが嫌いなわけではありません。
多様性大事
そもそも、的を射ている意見も結構あります。
とはいえ、人が傷つくようなのはよくないなと思うので、まあいい気分で読めたらいいなということでス。
Amazonのレビューから持ってきます。

今回は二つだけです。

正直キャラの過去話(お涙頂戴系)ばかり。

過去の話が多いというよりかはフォーカスがあたるキャラの数が多いから、結果的に過去の話が多い気がします。とはいっても、僕はさほど多いと感じませんでした。

過去話があるからこそキャラクターに重みが出るのだと思っています。言葉や行動の意味、なぜそのような思考回路なのか。そういったキャラクターの裏を知りたいな~と思ってしまいます。

シリアス的なものを入れなければマンガとして成り立たないのはわかりますが、それにしてもシリアスを入れすぎというか。
この人の作品は全体的にトーンが暗いような。
シリアス苦手な人にはおすすめしません。

ごめんなさい、フルーツバスケット以外の作品を読んだことないので全体的に暗いかはわかりません。

まあ確かに少女漫画にしてはシリアスが多い感じはします。そんなに多くの少女漫画を読んだことないのでイメージですが。

めちゃくちゃいい話なんですけどね。先行するイメージというか、漫画以外の側の部分でのマイナスを被っている気がします。


売り出し方によってはもっと好きになる人がいたんじゃないかなと思ってしまいますね。

次は、グッドな評価を見ていきましょう!!!

この漫画は一般にあるような恋愛重視の少女漫画とは少し違います。
確かに、異性に抱きつかれると十二支の動物に変身してしまうという点はいかにも
少女漫画らしい要素ですが、それをおいても言葉では説明しきれない程魅力のある作品です。―略―

略しましたが、この先で魅力をたっぷり語ってくれています!

確かに主人公は女の子だし、要素は少女漫画っぽいんですけどね。
少女漫画という枠には収まりきらないくらい魅力的な漫画ですよね!!!

この漫画は道徳の教科書にしてもいいくらいじゃないかと思う(笑)

お~確かに!!!

ここまで、人間味を感じる作品はなかなかないですね!
優しさでできている漫画です。

とうとう少女漫画に手を出してしまいました・・・。しかし、手を出さざるを得ないほどの魅力があります。優しい作品という感じですかね。

同士ですね。
あんまり少女漫画を読まない僕でも買わざるを得ないほど魅力的な作品でした。

読んだ数少ない少女漫画のひとつです。ぜひこちらも。

コメント

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