【不滅のあなたへ】人ならざるものが人を知り、人に知られる物語

タイトル  不滅のあなたへ
著者    大今良時
出版社名  講談社
ISBN    9784063958423
既巻    18巻(2022年9月16日発売)
刊行状況  連載中
ジャンル  ファンタジー
おすすめ度 ☆☆☆☆★
ひとこと! 人を知り、感情を知り、心を持つ何者かの物語。

もと店長
もと店長

胸がぎゅっとなる作品です。

不滅のあなたへの魅力を伝えていく!

こんな人におすすめ!

  • 先が読めないファンタジーが読みたい!
  • 類を見ない作品が読みたい!
  • 胸がぎゅっとなる話が好き!

話の展開が全く予測できません。
作品の独自性というか、ストーリーが異質すぎて毎回読んでて楽しいです!

それでいて、人との出会いや別れに心打たれながらも、主人公が人としての何かを獲得していく様子に不思議な気分になります。

ちょっと変わったストーリーが読みたい方にはぜひおすすめです!

あらすじ

何者かによって
”球”がこの地上に投げ入れられた。
情報を収集するために機能し、
姿をあらゆるものに変化させられる
その球体は死さえも超越する。
ある日、少年と出会い、そして別れる。
光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……
刺激に満ちたこの世界を彷徨う
永遠の旅が始まった。
これは自分を獲得していく物語。(講談社コミックプラスより)

あらすじが何を言っているのかいまいちピンと来ないかもしれません。
そういうもんです。
ストーリーも何がどうなっていくのかもわかりません。
ですが、その何もわからない中で少しずつ事態が変化していく感じが読んでいて読んだなという気分になります。

ほかのひとが書いてる通り、一巻読んでなんかよくわかんないなぁと思いつつも、もっと読んだほうがいいとのことで読み進めて見ました。年甲斐もなく、心から泣きました。身が裂かれるようにつらく、でも感動します。読んでほしいです。(Amazonレビューより)

一巻を読んでみて、面白くないではなく、分かんないなと思ったらぜひ二巻も読んでみてほしいですね。

おすすめPoint!

  • 心打たれる出会いと別れの数々!
  • 先の全く読めないストーリー
  • 自己を獲得するフシの成長!

正直、話の展開がどう進むのかわからないので、おすすめPoint!も僕が読んだ時点でのものになります。
一応、主人公の敵となる存在がいて、その存在と対立しながら進みます。ここは、大きな転換点がなければ変わらないと思います。
その上での、ストーリーですが、どの話もドラマがあってものすごく読みごたえがあります。
濃い作品が読みたい人は3巻くらいまで手に取って読んでいただきたいです!

類似マンガ

  • 葬送のフリーレン

【葬送のフリーレン】

何のための冒険かというところの雰囲気が似てます。

もと店長のひとりごと

しっかりドラマ性がある作品いいですよね。
あんまりそういう漫画ない気がするので見つけるのが大変ではありますが。
読んだ後の感覚としては、葬送のフリーレンが近いですかね。不死ではないにしても長生きのエルフだからこその感情の部分とか、始めから感情はありますが、短命の人間の儚さからくるものへの慈しみみたいな部分が欠けていたり。
そういう部分が不滅のあなたへの主人公と似ているところがある気がします。
このひとりごとを書いている時点では、類似マンガが思いつきませんでしたが、葬送のフリーレンを追加しておきます。
というか、葬送のフリーレンの類似マンガに不滅のあなたへを挙げていました。
まだ6巻までしか読んでいないのでこの先の展開がどうなっているかわかりませんが、どんどん読みすすめていきたいと思います。
では、今回はこの辺で。

アンチコメントに反論していく

アンチコメントに反論していきますが、別にアンチコメントが嫌いなわけではありません。
多様性大事
とはいえ、人が傷つくようなのはよくないなと思うので、まあいい気分で読めたらいいなということでス。
Amazonのレビューから持ってきます。

ちなみに87%ほどが高評価でした。さすが。

たまたまアマゾンで高評価だったのを見かけて前情報なしに購入して読みました。
うーん、なにがしたいのかわからない…

確かに話の目的というか、そもそも話がそこにある理由みたいなのを読み取るのが難しいですよね。
僕としては、話の底が見えない感じが読んでいて好きです。

序盤は面白い。キャラが増えても それぞれの物語がしっかり楽しめる。が、ノッカーとの戦いが激しくなるにつれ展開もマンネリで読むのが苦痛に
舞台が現代になった今は、作者が迷走しているのか毎回、地獄

これは本当にそうなのか読んでいく価値がありそうですね。
一応の話の流れとしては、人間性や思考・考え方の獲得はノッカーと呼ばれる敵を向かい打つためみたいな要素が初めからあります。
人間性の獲得→腰を据えたノッカーとのバトルは展開としてはなくはなさそうです。
果たしてマンネリな内容なのか、読むのが楽しみです。

低評価はこんな感じですかね。他にもありますが、結構個人の嗜好みたいなところがあったので省きます。

ココからは高評価の方たちの意見も見ていきましょう!

キャラクターが素晴らしく魅力的。やはり死がテーマなので結末は悲しいのがずっと続きますが感動がそれを超えます。
お話も3巻ずつでぐらい準メインキャラクターが変わっていきますが、すばらしい練り具合、とても引き込まれます。

3巻くらいで話が回っていきます。全部その通りだと思います。

どの巻も感情がひたすらに爆発。
フシとともに巡る旅はどこか不思議でどこか温かく、そして悲しい。
一冊毎にほぼ必ず涙が出てしまい大変でした。
前作の聲とは全然違うテイストです。
個人的にはこちらの方が好みです。

不滅のあなたへも聲の形もどちらもいいですよね。
なんともいえない不思議な気持ちになります。

なんだろう、心にいつまでも残る感じ・・泣けます。ただ悲しいだけではない、深く刺さります。
結局先が気になり、全巻大人買いしてしまいました。

何か心に残る感じ、とてもよくわかります!
大人買い、いいなあ。

こちらの記事もよろしければ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました