【ランウェイで笑って】デザイナーとモデルのW主人公のサクセスストーリー

タイトル  ランウェイで笑って
著者    猪ノ谷言葉
出版社名  講談社
ISBN    9784065101308
既巻    22巻(2021年8月17日発売)
刊行状況  完結
ジャンル  ファッション
おすすめ度 ☆☆☆★★
ひとこと! 夢追う少年少女がまぶしい!

もと店長
もと店長

育人と千雪の頑張る姿におじさんの心は打たれてしまします。頑張れ少年少女。

ランウェイで笑っての魅力を伝えていく!

こんな人におすすめ!

  • ファッション系の漫画が読みたい!
  • 少年少女の頑張る姿が好き!
  • 優しい話が好き!

主人公はデザイナーを、ヒロインの子はモデルを目指す話です。

主人公もヒロインも心根が優しく自然と応援したくなります!

それぞれ恵まれない事情があり、夢を追うことが大変なふたりですが、互いに助け合いながら進んでいく姿は心を打たれます!

あらすじ

子どものころは背が高く、将来はプロのモデルだともてはやされていた藤戸千雪。将来の夢は『パリコレ』モデルだった。
しかし、身長が158cmで止まってしまう
モデルとして大前提である高身長。『パリコレ』モデルになりたい千雪にとって身長が低いことは致命的なことだった。周囲は皆諦めろという中、それでも諦めきれないでいた。
そんな中、クラスメートの貧乏な男子・都村育人が諦めきれないでいたファッションデザイナーの夢を千雪は「無理でしょ」と言い切ってしまう。
それでも夢を追い続けていくふたりの物語。

夢を追うには少しばかり、環境や条件が厳しい二人。

それでもなりたいと思い、過去の自分がなると誓ったものになろうとする姿がかっこいいです!

必至に頑張る二人を応援しながら読んでいってほしいです。

キャラの心情も丁寧に描きつつ、展開は兎に角高速。意識を掴まれたらもう先へ先へと進むより無くなる。
最終巻は流石に巻きすぎの感があったが、それでも見事にまとまってる。
全くファッションに興味無いのに、夢中で最後まで読んてしまった良作です。(Amazonレビューより)

おすすめPoint!

  • 互いに高め合うふたりがいい!
  • 序盤の一言からの後のストーリー
  • 葛藤はあるけど楽しそうなふたり!

まずは序盤のシーンからですね。

千雪が育人が抱いていたファッションデザイナーになりたいという夢を「無理でしょ」と一蹴してしまいます。
あっさり描かれていますが育人としてはショックなシーンです。その後、千雪本人も周りから無理だと言われてショックを受けながら頑張って活動していた過去を思い出します。

こんなところから始まる作品です。

自分の姿と重なりひどいことを言ってしまった千雪ですが、本当は優しい子で、この後育人とともに夢を追いかけていきます。

互いに認めているからこそ、高め合っていけるところとか、葛藤を経験しながらも楽しそうにしている姿はとても印象的です。

類似マンガ

  • アクタージュ
  • ブルーピリオド
  • バクマン

【アクタージュ】

※あとで書きます
いろいろあり途中で終わってしまった漫画です。似てはいます。

【ブルーピリオド】

※あとで書きます
絵描きの話です。

もと店長のひとりごと

最後が少し駆け足だったものの綺麗にまとまっていたかなと思います。でも、僕としてはもう少し見ていたかったなというのが正直なところです。いや~かなり好きだったんですよね。ランウェイで笑って。育人と千雪の関係もよかったし、やっぱり頑張ってる姿にぐっときてしまいますね。周りの人との関わり方もめちゃくちゃ綺麗なんすよ。いろんな人にお世話になりながら成長していくんですけど、感謝とか、ありがたみとかしっかりかみしめながら進んでくれている姿がほんとにいいんです。謙虚な姿勢を持ちつつ常に前向きなところがほんとに応援したくなる子たちで。ほんとによかったです。

アンチコメントに反論していく

アンチコメントに反論していきますが、別にアンチコメントが嫌いなわけではありません。
多様性大事
とはいえ、人が傷つくようなのはよくないなと思うので、まあいい気分で読めたらいいなということでス。
Amazonのレビューから持ってきます。

貧乏な少年が作った服が何で一流の業界人の目に留まるほどの出来になるんだ?
服飾系の学校に行ったわけでもなければ、感性を磨くために何かしていたわけでもない。
その服をモデルとしてマイナス評価であるチビの女の子が着たらまるでトップモデルの如き扱いになった。
なぜ?
そのあたりの理由付けがないから説得力もない何もないお花畑な話になってる。

確かに貧乏だった少年の作る服が評価を受ける感性の裏付けは少ないかもしれないですね。

もちろん環境が良くなくても感性が育つことは十分にあると思います。ですが、やはり一般には環境は要因として大きい気がしますね。

千雪の方は環境は整っているけど、条件が整わなかった感じなので別にありだと思います。

でもまあ、無理な話ではないと思いますけどね。本人の意志と努力は大事です。

何より服がダサい。

服がダサいかはわかんないです。

面白い発想だな~とか普通に思っていました。もしかしたらすでにそういう服があるのかもしれませんが。

ファッションって奥が深そうなので、多分一生わからないのだろうなと思います。教えてほしい。

フィクションなので多少の「ありえないこと」は気にしませんが、デザイナーが落ちた針を床に放置している描写に嫌悪感が湧き上がりました。
針の事故は命に関わることもあります。服を作るプロが針をぞんざいに扱うなんてありえません。

学校で教わるし、基本らしいです。

確かに怪我すると危ないし、服に紛れることなんてあってはいけないですね。

これはその通りなのかもしれません。

もちろん、それを知らないキャラによる結果として意図的に描かれている可能性はありますが。

ここからは高評価を見ていきましょう!!!

作者の才能に衝撃を受けました。絵・ストーリー・構成・キャラクター全て完璧な1話。1話目だけなら漫画史上最高かもしれない。

いいですね。

大きな夢を追う二人が出会い共に影響され合いながら困難を乗り越えて夢に近づいていく。青春漫画ですね。
タイトルから想像するにハッピーエンドになると思いますが、どのようにして物語をそこに終結させるか見ものです。
とにかくW主人公はアツい。

ふたりの様子を同じ時間軸で見れるのはアツいですね。
ほんと、このふたりの感じがいいんです。

面白いです。
展開に淀みがなく、テンポよく話が進んでいきます。

テンポ感が良くて読みやすいです。
欲を言えばもう5巻くらいあってもよかったです。
それくらい面白かったです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました